本誌は、長年のコンサル経験を通じて温めてきたテーマである「経営に役に立つISOマネジメントシステム」について、まとめたものです。第1章では、ISOとは何か、ISOの本質について解説します。また、第2章では、ISOの有効活用に欠かせない6つの強化すべきプロセスについて、具体的な取組み方法を提案しています。第3章では、品質ISOをベースとして、環境、情報セキュリティ、食品安全のISOとの統合を通して、ISOの統合化のメリットを説明してます。第4章のでは、ナレッジの活用事例として、管理職等の自己診断シートを提案します。また、ビジネス技法の活用事例として、ゴーン流改革プログラム及び人事評価制度も併せて提案します。
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ISOマネジメントを企業発展に役立たせるためには、その組織に合った管理システムを構築し、企業環境の変化に応じてシステムを改善していく必要があります。ISO認証を取得し、継続して審査に合格しても、企業が明確な意思をもって改善の取組みをしなければ、いずれはマンネリ化の現象に陥ってしまう。本誌で提案する内容は、「ISOとナレッジを融合させる新しい試み」であり、自己診断シートという実践的なツールを活用して企業のマネジメント力を強化して「持続的な収益確保」めざしています。なお、本資料は、マネジメント力強化を望むISOマネジメント導入している企業先には、理解しやすい内容になっており、ISOの有効活用にも貢献できるとおみます。しかし、ISOとナレッジのエキスを紹介しているので、ISO導入の有無にかかわりなく、多くの企業に参考になることも期待しています。
本誌は「介護事故防止具体策 虎の巻」と題している通り、介護現場で実際に使える、ないしは使っている具体的対策を載せることを目的としています。前編に具体的対策を7つのカテゴリーに分けて、約330例を記載しています。後編には、「介護事故の実態」「介護サービスの特徴」「介護事故防止策の側面」「介護事故防止策の評価」を記載しています。介護サービスにおける事故は、物の損壊による経済的損失はそれほど大きくはなく、頻度も低いのに対し、その殆どが人的ダメージであるため、結果の大小に関わらず全ての事故に対してのリスクコントロールが求められます。そこで、本書ではリスクマネジメント過程におけるリスクコントロールをすべての介護事故に対して行うこととし、①今すぐ使える ②具体的な対策であることに主眼をおいて、介護事故防止策をまとめております。